子供にパソコンを与えていいの？スマホで十分は間違い-パソコン購入のメリットを解説

近年、GIGAスクール構想が学校で取り入れられており、子供が一人一台のパソコンを持つ時代が来ています。
そのため、子供がパソコンに興味を持ちはじめ、自分用に新しくパソコンを買いたいと思っているかもしれません。
しかし、『パソコンを使わなくてもスマホで事足りる』と言った考えを持っていませんか？

このサイトでは なぜ、パソコンがスマホよりも学習面で優れているのか、またパソコンを買い与えることのメリットについて解説します。
これを読めば、子供にパソコンを買い与えたくなることでしょう。

子供にスマホやパソコンは与えていいの?

まず、大前提として子供にスマホやパソコンを与えていいのか気になりますよね。
この『子供にスマホやパソコンを与えていいのか』という問題に対して、迷わず「買い与えるべきだ」と答えます。

その理由として、一番大きいのは最近の社会ではパソコンやスマホ等の使用が当たり前になっていることです。
例えば、買い物の際はPayPay等のQRコード決済が使えたり、友人間のコミュニケーションでもLINE等のSNSを使ったりする事が多くなっています。
これは、スマホやパソコンの使用が広がっていることの証拠であり、これからもこれらの技術はどんどん進歩していくでしょう。

更に、会社などでもパソコンでエクセルを使いこなせることができれば、周囲の人間から重宝されます。しかし、これらの電子機器を使いこなすという技術はすぐに習得することはできません。そのため、早いうちから、スマホやパソコンを買い与える決心をすれば、その子の未来に得となるでしょう。

と、ここまで買い与えることの良い点を話してきましたがここからは注意すべき点について話します。それは、使用時間が長くなってしまい家族や人とのコミュニケーションを取らなくなる可能性があるということです。

電子機器を買い与えたことでコミュニケーションが減ってしまうのではないか？

そう考えて躊躇している方も少なくないでしょう。しかし、この問題はきちんと買う前に子供と話し、使用時間や使用できる用途についてのルールを決めることで解決できるはずです。

さらに、最初の方でも言った通りスマホやパソコンに関する技術は今現在も進歩しています。そのため、使用時間を制限できるアプリやソフトも探せばあるはずです。
それらの導入を考えればコミュニケーションが減るという問題の解決ができるでしょう。

なぜ、スマホに加えてパソコンも？

なぜ、スマホがあるのにパソコンも買うべきなのでしょうか？
それは、パソコンにはスマホにはない魅力的な要素や機能が多くあるからです。

パソコンについて詳しくなれる

スマホだけで使っていてもパソコンについて詳しくなれるはずがありませんよね。
しかし、パソコンの知識を持っておくことは様々な得があります。
なぜなら、共通テスト(センター試験)で情報という科目が追加されたからです。

パソコンを所持していた場合、CPUやメモリ、OSなどスマホを使っているだけでは知り得ない情報について詳しくなれます。そのため、情報に関わる時間が長くなり、テストでより高得点を狙う事ができるでしょう。さらに、普段の情報の授業にも、自分に役立つこと、知っていること として関われるためより集中して取り組むことがでるはずです。
また、学生時代に役に立たなかったとしても社会人になってからも必要となるスキルですので、損になることはありません。

タイピングの練習になる

もしも、パソコンを所持していなかった場合スマホだけでタイピングの練習をすることはできませんよね。
しかし、パソコンを使用する場合、日本語で入力はできません。ほとんどがローマ字のため覚えるのにはかなりの時間を要します。
また、キーボードの配置もA~Zの順に並んでいるわけではないのでそれも覚える必要が出てきます。しかし、これらのローマ字やキーボード配置などを覚えるのは社会人になってからだと、その練習に使う時間が少なくなり、遅すぎます。入力速度が早いと様々な仕事を素早くこなすことができるため、子供のうちから楽しく、ローマ字のタイピングになれることがおすすめです。

パソコンの扱い方が分かる

パソコンとスマホだと扱い方に様々な違いがあります。
たとえば、アプリをインストールするときスマホだとplayストアやappleストアなどを使って簡単にアプリをインストールできますよね。
しかし、パソコンだとネットから実行形式ファイルをインストールしてからソフトを入手する必要が出てきます。急にこのようなことをしなくてはならなくてもおそらく困惑することでしょう。しかし、子供のうちからパソコンの扱いに慣れているとすぐに行動することができます。

エクセルやパワーポイントなどを使える

仕事でエクセルやワード、パワーポイント等を使用する機会は多いと思います。しかし、これらのソフトはスマホでは扱うことができません。
なので、これらのoffice製品を使うためにはパソコンを購入しなければなりません。office製品の便利性は言わなくてもいいと思いますので割愛させていただきますが、これらのソフトを使いこなすには相当の時間が必要です。なので、なるべく早い時期からの慣れが必要となってきます。

プログラミングができる

最近、AIによって仕事が奪われるのでは などといったことでプログラミングという言葉をよく耳にします。
そして、これらのプログラミングはパソコンがあれば誰でも習得することができるのです。逆に言えばもし、子供がプログラミングに興味があってもパソコンがなければ何もすることができないのです。また、プログラミングにもし興味がなかったとしてもパソコンを触っているうちに

「こんな、サイトを作ってみたい!!」
「こんな、アプリを作りたい!!」

など新たに興味を持ち始めるかもしれません。このようなチャンスを失い子供の将来の道を狭めないためにも早いうちにパソコンを与えるのが良いでしょう。

パソコンは一人一台配られたけど買う必要はないんじゃない

「パソコンは一人一台配られたけど買う必要はないんじゃない」
そう考える方もいるかも知れません。しかし、これは大きな間違いです。なぜなら、配布されたパソコンでは先程述べたメリットの殆どが失われているからです。

配布されたパソコンでは様々な行動が制限されています。
例えば、ソフトのダウンロードです。トラブルを避けるためにソフトのダウンロードが禁止されていますが、これではプログラミングに必要なソフトのダウンロードができなかったり、office製品のソフトがダウンロードできません。
また、タイピングの練習をしようとしてもタイピングの練習サイトが開けないようにブロックされている可能性もあります。
これらの事から、配布されたパソコンでは十分なメリットが生まれません。なので、制限されている配布されたパソコンではなく、自由に使えるパソコンを子供に与えるべきです。

まとめ

パソコンには

• スマホでは得られない知識を得ることができる
• タイピングの練習ができ、ローマ字にもなれることができる
• パソコンの扱いが上手くなる
• office製品を使用できる
• プログラミングをできる

という多くのスマホとは違ったメリットが多くあります。

コロナウイルス感染症で多くなったリモートワークの便利さを感じた人が多ければパソコンの普及率は今後急速に増加していくでしょう。しかし、パソコンについての知識が疎いとその時代の波に取り逃されてしまいます。

ぜひ、子供にパソコンを与え子供の将来の道を広げてあげてください。

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